2022年6月末、株式会社オーシャナは、長崎県壱岐市にあるIKI PARK MANAGEMENT株式会社が運営するイルカと友達になれる唯一無二の施設「壱岐イルカパーク&リゾート」において、「イルカふれあいユニバーサルプログラム」導入支援を行いました。
左:IKI PARK MANAGEMENT代表・高田佳岳氏/右:株式会社オーシャナ 代表・河本雄太氏
プログラム作成から設備導入までを支援
壱岐イルカパーク&リゾートでは、イルカたちを間近で観察したり、イルカが生活する入江に入水しふれあうことができる「イルカふれあいプログラム」を通常提供しています。
株式会社オーシャナ 代表・河本は鹿児島県大島郡瀬戸内町にある障がい者と健常者が共に安心・安全に楽しめるマリンスポーツ総合施設「ゼログラヴィティ」を運営する一般社団法人ゼログラヴィティの理事も務めているため、障がい者向けの総合的なユニバーサルデザインの導入実績があります。そのノウハウを活かし、障がい者も楽しめる「イルカふれあいユニバーサルプログラム」の作成やスタッフの研修、設備導入における協力などを行いました。
両腕・両足のチャックを長くした着脱しやすいユニバーサルウェットスーツ
「誰にとっても海での遊びや学びが日常となる」世界を目指して
「イルカふれあいユニバーサルプログラム」の一般提供開始前にはデモンストレーションイベントも開催され、参加者は実際に、トレーナーがイルカのトレーニングをする様子を見学したり、イルカにごはんをあげたり、イルカが泳ぐ入江に入水し、一緒に泳いでふれあうなど、ここでしかできない貴重な体験をしました。
イルカの住む入り江に浮かぶデッキの上で、イルカと至近距離でふれあい
入り江に設けられた膝丈ほどのステップに座り、イルカのジャンプパフォーマンスを間近で観察
壱岐イルカパーク&リゾートは現状でも十分なユニバーサルデザインとなってはいるものの、一部車いすでは通りづらい段差や芝生があり、完全にはバリアフリーではないため、引き続き改良を進めていきます。
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