2022年10月2日から5日にかけて、地域の理解を糸口にグローバルな諸問題について追究する、同志社大学 グローバル地域文化学部の学生17名を対象とし、鹿児島県奄美大島の瀬戸内町でのフィールドワークを、代表の河本がオンラインにて実施いたしました。
スマホを通して学生たちに大島海峡の様子を紹介
瀬戸内町のユニバーサルデザイン、歴史、文化、経済を学び、地域の課題解決を考える
本学部は、本来であれば、海外でのフィールドワークを実施予定でしたが、コロナ禍の影響により渡航が難しかったため、代わりに選ばれたのが、日本で唯一海峡を持つ町・瀬戸内町でした。当日は関西に住む学生と瀬戸内町をオンラインで繋ぎ、さまざまなゲストスピーカーを招いて講義をしたり、地域の課題解決に向けたディスカッションを行いました。
障がい者が利用できるユニバーサルデザインのマリンアクティビティ「ゼログラヴィティ」の施設紹介、島人の文化である民間の女性霊媒師「ユタ神様」本人とのお話し会、戦争遺跡の専門家からのレクチャーなどを受け、学生たちは新たな気づきを多く得たようでした。
左:車椅子でも楽に通れる幅と傾斜の「ゼログラヴィティ」内のスロープ。中央:ユタ神様が学生に自身の生い立ちや活動について紹介。右:瀬戸内町の主幹産業である漁業にちなんだ、魚捌き見学。
最終日には、瀬戸内町の地域課題などについて学生同士でディスカッションを行い、学生ならではのさまざまなアイデアが飛び交いました。同志社大学とは、来年度も引き続き、奄美大島でのフィールドワークを計画中です。
Comments