2022年11月、株式会社オーシャナは、国内でも有数のビーチリゾートとして知られる沖縄県恩納村にあるダイビングショップ「ピンクマーリンクラブ」にて、障がい者によるスキューバダイビング(以下、ダイビング)のモニターツアー実施支援を行いました。
ブリーフィングにはピンクマーリンクラブのスタッフや介助者らも参加し、当日の流れを確認
障がい者へのマリンアクティビティ提供を目指して
恩納村は青の洞窟で有名な真栄田岬をはじめ、美しいサンゴ礁の生息地であることから、年間300万人近くが訪れる日本屈指のビーチリゾート地。しかし、恩納村の海で26年間潜り続けているダイビングショップのオーナーでさえも、過去に障がい者をダイビングに受け入れたことは1、2回ほど。つまり、日本屈指のビーチリゾート地でさえも障がい者がマリンアクティビティを楽むことが当たり前になっていないというのが現状です。
恩納村の漁港の桟橋はスロープになっているので、車いすでもスイスイ桟橋へ行ける
そこで障がい者向けの総合的なユニバーサルデザインの導入実績がある株式会社オーシャナ 代表・河本が、恩納村でマリンアクティビティの障がい者受け入れの可能性を見出すため、恩納村での初のダイビングでのモニターツアーの計画・実施をしました。
水中スクーターを操縦し、自由に泳ぎ回る
今回のモニターツアーで発見された改善点をもとに、障がい者と健常者とが一緒に恩納村の美しい海を楽しむことが当たり前になる日々を目指して、今後も恩納村と連携しながら取り組みを続けていきます。
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